心肺蘇生・AEDセミナーを行いました。
オールホケン 小林です。
12月10日に弊社事務所にて加瀬講師に協力いただき心肺蘇生・AEDセミナーを行いました。
私個人としては12年ぶり、スタッフもほとんどが10年20年ぶりとのこと。
前半は講義部分として
・日本人の死因の割合
・心室細動と心房細動の違い
・心筋梗塞の要因と症状や前兆
・心停止になってからの変化(心停止→脳循環停止→意識がなくなる→痙攣失禁→呼吸停止)
・心肺停止後の経過時間と救命率
・心肺停止者を発見した一般市民の行動と一か月後の生存率の違い
・AEDの役割(心臓を動かすのではなく細動を止める機械)
・心停止と心静止の違い
等を受講
後半は
・うつ伏せの心停止者を仰向けにする方法の体験(仰向けでの処置が前提のため)
・人型を使った胸骨圧迫の体験(強く・早く・絶え間なく)
・心停止者発見時のロープレ(意識の有無の確認→協力者の呼びかけ→通報およびAED確保のお願い→呼吸の確認→胸骨圧迫)
※コロナ以来人工呼吸に関しては実施方法やマスクの使用不法の案内のみを行い体験は無し
・AED使用方法の体験
・胸骨圧迫の最中に協力者がAEDを持ってきてくれたところからの胸骨圧迫交代およびAEDセット・発動までのロープレ
を実施しました。
うつ伏せ→仰向けの体験に関しては、体重100キロ級の私でも正しい手順で行えば女性でも安全に仰向けにできました。
腕の位置と力と体重を使う向きが重要で物理を感じました。

胸骨圧迫に関しては両手でしっかりと体重をかけながら1秒に2回のペースで胸骨圧迫を行う大変さを実感。
1分(60秒)行うのでも大変で救急車の平均到着時間10分がいかに長く感じるか身をもって知ることが出来ました。

また、AEDについても知識としては知っていても機械を実際に操作するのでは大違いで焦って手間取るスタッフが多かったです。
最近のAEDはセットすれば自動で電気ショック発動まで行ってくれるようですが、旧式は手動で電気ショックボタンを押す必要があり、
心理的に押すことが出来ない人が多く自動型へ進化しているという話も聞けて、納得することが出来ました。

日本では「胸部圧迫で骨折したら訴えられる」「AEDで火傷したら訴えられる」等の意見もあり、
倒れていても処置してもらえない場合が多いようですが、欧米等では「死ぬより骨折のほうがまし」との考えが多いようです。
私個人もそう思います。私が倒れた時は骨折しても構わないので胸部圧迫お願いします。
知識がなければ動けませんし、知識があっても気持ちがなければ動けません。
「悩まずにまず動く」知識と気持ちを持つことを改めて心に決めました。
ただ、女性が心停止者の場合には救助者は女性のほうが良い場合が多いようなので、
心停止者が女性の場合にはぜひ女性の方に率先して救助協力をお願いしたく思います。